しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年10月10日(木)

総選挙 訴えから

絶望でなく希望を

北陸信越比例 藤野やすふみ予定候補

写真

 27日に総選挙を行うと石破茂首相がはっきりと言いました。総選挙で、前回失った比例議席を何としても奪還する決意です。

 能登半島地震の被災地は大変な打撃を受けました。復旧・復興のその最中で、大雨が再び被災地を襲いました。輪島のみなさんから、地震と豪雨、連続する災害の実態、要望を聞いてまいりました。輪島市で美容院を営む女性は「近くの川が氾濫して濁流が店の中に流れ込んできた。怖いというより絶望した。店を再開したのに、涙が出る」。こういう話をされました。今こそ被災地に絶望ではなく希望を届けなければならない、このことを強く感じています。

 石破さんは、被災地対策として予算委員会を開くと言っていましたが、首相になった途端に「予備費で対応する」と言いました。国会でしっかり議論して予算を組み、実効性ある腰の据わった被災地支援をやることが政治の役割ではないでしょうか。自民党政治に、被災者に希望を届けることはできないと思います。

 日本共産党は、さまざまな団体と共同して石川県羽咋市に「能登半島地震被災者共同支援センター」を設けて活動しています。私はセンターの責任者として、支援を行わせていただきましたが、今こそ日本共産党をさらに大きくして被災者に希望を届ける政治に転換したい。被災地に党の比例の議席がないことが本当に悔しい。総選挙で比例の議席を取り戻すことは、被災地のみなさんにとっても大きな希望になると確信しております。

 今回、比例北陸信越ブロックの定数が1減っています。前回、比例で当選した自民党の6議席のうち、全員が裏金問題への関与、あるいは統一協会との癒着が明らかになっています。暮らし、平和、被災地支援など、どの問題でも全力で頑張る日本共産党を比例で大きく伸ばしていただいて、ご一緒に暮らしに希望が持てる政治をつくっていこうではありませんか。(4日、金沢市)


pageup