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2024年10月8日(火)

野党、会期延長求める

与野党国対委員長が会談

 与野党国対委員長は7日、国会内で会談しました。野党は能登半島被災地支援のための補正予算を編成・成立させる政権の政治姿勢をただすための全閣僚出席の予算委員会を開くため、国会の会期延長をつよくもとめました。

 野党は、石破首相が所信表明演説(4日)で、現行の健康保険証廃止や外交・安全保障の問題などで、これまでの主張に触れなかったと指摘し、それぞれの所轄大臣に見解をただす必要があると主張。自民党裏金問題では政治倫理審査会を開き裏金議員の出席を求めると強調しました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は、旧優生保護法に関わる被害者補償法が成立することとなったことは「よかった」と評価したうえで、自民党の坂本哲志国会対策委員長が就任直後に「充実した審議につとめる」と述べながら予算委員会開催を拒否していることを厳しく批判。また、坂本氏が、国対委員長の役割を「予算と法律を期限内に通すことだ」と発言したことは看過できないとして、「国会、立法府の役割は立法とともに政府に対するチェック機能だ。いまチェック機能を果たせているかどうかが問われる」と指摘しました。坂本氏は「重く受け止めたい」と応えました。


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