2024年10月7日(月)

自民農政失敗明らか

仙台で高橋比例予定候補

（写真）高橋議員（壇上）の訴えを聞く参加者たち＝６日、仙台市青葉区

　宮城県の日本共産党仙台西地区委員会は６日、仙台市で高橋ちづ子衆院議員を迎えて党演説会を開き、迫る総選挙で比例東北ブロックの現有議席の絶対確保をめざす決意を固め合いました。金田もとる宮城県議、すげの直子仙台市議らが参加しました。

　高橋氏は、裏金事件はシステムをつくった自民党全体の問題で、裏金議員だけ処分しても政治は変わらないと指摘。「企業・団体献金の禁止をずっと主張し、実践が伴う唯一の党の日本共産党が伸びてこそ変えることができます」と訴えました。

　コメ不足の問題について、かつて東北農政局が「米の作りすぎは、もったいない！」とポスターをつくりキャンペーンをしていたことを国会で取り上げたと紹介。当時の農水相が農民連などを「一部の減反に反対する人たち」と切り捨てたツケがいま起きているとして、自民党農政の失敗だと強調しました。

　金田県議は、「東日本大震災後の復旧・復興に国会内外で尽力し、現在も復興特別委員会で活躍する高橋議員の議席は、災害から命を守るためにも絶対に失うことができない議席だ」と語り、短期決戦の総選挙で「比例は共産党」と大きく広げるよう呼びかけました。

　集会後、Ａさん（８１）＝仙台市青葉区＝は、「ケアは女性の仕事という価値観や、ケア労働者の給料が(全産業平均から)約６万円も低いジェンダー指数１１８位の古い慣習の政治を変えるため、対話していきたい」と決意を語りました。