2024年10月7日(月)
比例予定候補駆ける
中国(定数10) 大平よしのぶさん(46)=元=
若者の夢と未来を応援
「あなたの願い、政治を変えてかなえましょう。若者の夢と未来を応援します」。夕刻の岡山駅頭でシールアンケートボードを手に気軽に声をかけます。
「学費値下げ」にシールを貼った高校生に「日本の大学の初年度納付金は約82万円だけど、フランスは約2万円」と説明すると「エーッ」と驚き。衆院議員時代の2016年、不十分ながら国の制度としての給付奨学金を創設させました。
比例キャラバンでは青年や「真ん中世代」の人との対話に力を入れました。今月、学費値下げの宣伝をした広島大学では「声が聞こえたので来ました」と学生から反響があり、用意した新しいビラをすべて配布。鳥取県境港市の街頭ではマルクスに興味があるという青年と「共産主義と自由」について語り合いました。
自民、公明、維新が9議席を占める中国ブロック。定数1減で各党とも必死の様相です。米軍岩国基地をはじめとする基地強化、島根原発再稼働など自民党政治の矛盾が集中する中国地方で、要求実現を掲げる党の値打ちを語りぬけば勝機はあると奮闘しています。
広島県原爆被害者団体協議会の佐久間邦彦理事長は「核兵器廃絶と核抑止脱却を政府に求める共産党の議席が不可欠。必ず当選を」とエールを送ります。
核兵器禁止条約に背を向ける日本政府、首相が代わっても裏金政治をただせない自民党。「来年の被爆80年の節目に国会に身を置き、被爆者の苦しみや願い、市民の怒りを代弁したい」。気迫の訴えで挑みます。
おおひら・喜信 1978年生まれ。広島大学卒。党中央委員、広島県副委員長、元衆院議員(1期)