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2024年10月6日(日)

比例予定候補駆ける

近畿(定数28) こむら潤さん(49)=新=

“はて?”言える社会に

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 「これまでの人生で“はて?”と言えず、たくさん“ジェンダーの壁”に阻まれてきたんやなって。日本共産党がジェンダー平等社会の実現を政策に掲げ、学びを深める中で自覚したんです」

 3人の子育てをしながら夫の扶養の範囲内で働き、結婚や出産のたびに仕事を辞めてきた自身の経験を語り、共感を広げています。

 DV被害女性と子どもを支援する一般社団法人「星の樹」の松下とわ代表との対談が印象に残ります。家事育児を男女ともに担い、女性がキャリアを失わずに子育てできる環境をつくる必要性を語り合うなか、松下さんは「ジェンダー平等をはっきり政策に掲げるのは共産党だけ。希望の光です」と語ってくれました。

 党兵庫県委員会の「学費ゼロプロジェクト」にも力を入れ、9月に高等教育の無償化を求めて青年らと政府に要請。「国際人権規約で漸進的な学費無償化が求められているが、値上げする大学があり、逆行している」と追及しました。

 「性別や世代に関係なく、誰もが“はて?”という言葉を堂々と言い、問題を解決していく。これがジェンダー平等社会ではないでしょうか」と訴え。男女の賃金格差、年金、学費の問題を解決する大きな“翼”が共産党の「経済再生プラン」だと、力が入ります。

 入党の原点は戦争法反対の運動。「平和な日本を子どもたちに」を胸に、女性の政治参加が認められなかった戦前から奮闘してきた女性党員の思いを引き継ぎます。

 小村・じゅん 1975年兵庫県生まれ。京都市立芸大卒。非正規雇用の高校教師や美術塾講師をへて、尼崎市議を1期。兵庫8区重複。


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