2024年10月5日(土)
比例ブロックの様相
北海道ブロック(定数8) はたやま予定候補議席奪還必ず
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衆院比例北海道ブロック(定数8)で日本共産党は、はたやま和也=元=、宮内しおり=新、道2区重複=両予定候補を先頭に、7年前に失った議席を必ず取り戻し、はたやま予定候補を再び国会へと全力で奮闘しています。
願い届ける議席
2021年の総選挙で日本共産党は、北海道ブロックで得票20万7189票、8・1%。8636票足りず議席に届きませんでした。8議席の内訳は自民党4、立憲民主党3、公明党1に。今回は“悲願の1議席”獲得に比例で35万票、13%以上を目指しています。
自民党は前回小選挙区で当選した伊東良孝地方創生相を比例単独候補とし、小選挙区では、12選挙区のうち、公選法違反で有罪判決を受けた堀井学前議員が辞職した9区を含め11選挙区に候補者を擁立する見通しです。公明、立民も小選挙区で現職・元職の擁立を進め、比例票を掘り起ここそうとしており、激戦の様相です。
はたやま予定候補は、国土の2割を占める北海道を駆け巡っています。行く先々で農業や暮らし、JRやバス路線廃止など地方交通、平和などについて、道民の切実な願いが寄せられています。
発生から6年となった胆振(いぶり)東部地震の被災地を訪問し、首長と懇談すると、「気候変動で災害の規模が大きくなっている。事前の対策、発生後の対応など一自治体ではカバーしきれない」との訴え。はたやま予定候補は「必ず国に届けます」と応じるとともに、「この声を直接届ける議席が今ないことがとても悔しい」と語ります。
厳しい地域産業
自民党政治のもとで、北海道の農業をはじめとする産業、地域、暮らしの状況は厳しくなる一方です。
TPP(環太平洋連携協定)など際限のない輸入自由化や不十分な価格保障・所得補償など貧弱な農業予算のもと、農業従事者は激減しています。農政の転換は待ったなしです。現職時代に農林水産委員として自民党農政に対峙(たいじ)してきた、はたやま予定候補の議席奪還は急務です。
立憲民主党の野田佳彦代表が安保法制存続に道を開く発言をし、野党共闘の基盤がなくなるもと、日本共産党は前回、3人だった小選挙区候補を今回は8人とし、自らへの支持と「比例は共産党」の訴えを広げています。
9月28日に山添拓政策委員長を迎えて行われた札幌市の街頭演説で決意を語りました。「議席を失って7年間、道内をめぐり、切実な願いを受け止めてきました。今度こそ必ず国会に送っていただいて、北海道の願いをまっすぐ届けさせてください」