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2024年10月5日(土)

豪雨被害「地震よりひどい」

石川・珠洲 藤野比例予定候補が調査

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(写真)住民(右から2人目)から被災状況を聞く(左端から)南、佐藤、藤野、(1人おいて)近松美喜子・党県常任委員=4日、石川県珠洲市

 9月21日に発生した石川・能登豪雨災害を受けて、日本共産党の藤野やすふみ衆院北陸信越比例予定候補(能登半島地震被災者共同支援センター責任者)は4日、石川県珠洲(すず)市の大谷町、高屋町の両地域に入って現地調査し、「正月の地震のときよりひどい」と訴える被災者の声を聞きました。

 南しょうじ衆院3区予定候補、佐藤正幸県議らが同行しました。

 大谷町は、河川の氾濫により電柱が倒れ、川沿いの道路が寸断されたように陥没していました。その近くで工務店を営む男性は、反対側の道路が土砂崩れでふさがり、4日間ほど“孤立”状態だったと振り返ります。

 仮設住宅を除く住居の電気・水道の復旧が遅れています。「うちは発電機があるけど、水道の復旧は11月になるらしい」と男性。「地震から一段階ずつ元の生活に戻ろうとしたのに、足をすくわれた気持ちだ。何とかしてほしい」と訴えました。

 高屋町は、海岸沿いの道路には大量の土砂が堆積していました。同町の仮設住宅は浸水被害こそ免れましたが、電波障害が続いています。仮設住宅に住む女性は「テレビが見られず、災害状況は新聞でしか分からない。情報が遮断されている」と説明しました。

 藤野氏は被災者の方々と固く握手し激励。行動を終えて「地震に続く豪雨の複合被害の甚大さを痛感した。今こそ国が前面に出て、支援のギアを一気に上げるべき」だと語りました。


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