2024年10月3日(木)
石破派も「裏金」―国会でも選挙でも徹底追及
「赤旗」日曜版スクープ 志位議長が表明
![]() (写真)訴える志位和夫議長=2日、千葉市中央区 |
日本共産党の志位和夫議長は2日、千葉市内での街頭演説で、「しんぶん赤旗」日曜版10月6日号のスクープ「石破派も『裏金』」を紹介し、「石破派にも、自民党主要5派閥と同じ深刻な裏金疑惑が持ち上がりました。国会論戦でも、選挙戦のなかでも、徹底的に追及し、真相を明らかにしていきます」と表明しました。(関連記事)
志位氏は「『赤旗』が政治を動かす大活躍をしています」と指摘。今年度のJCJ(日本ジャーナリスト会議)大賞に「赤旗」日曜版の裏金スクープが選ばれ、その受賞理由の中で、裏金問題を「大政治犯罪」と断罪しており、石破首相にはそのことの認識が厳しく問われると強調しました。
そのうえで、同10月6日号は、石破派が政治資金パーティーの収入を6年間で計140万円分、不記載にしていた事実を新たにスクープしたと紹介。石破氏は、昨年12月12日のテレビ番組で、石破派にもキックバック(還流)があったことを認めたうえで、政治資金収支報告書の記載に問題はないと強調していたが、「真っ赤なウソだったことが明らかになった」と強調しました。
志位氏は「石破氏は『新しい事実が判明したら調査する』『勇気と真心を持って真実を語る』と言ってきました。ならば徹底的な再調査を行い、国民に真実を語るべきです」と強く求めました。