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2024年10月2日(水)

比例予定候補駆ける

東海(定数21) すやま初美さん(45)=新=

ジェンダー平等社会へ

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 東海ブロックで10年ぶりとなる複数議席の獲得のため奮闘しています。愛知県議選や参院愛知選挙区などを経て、初めての衆院比例ブロックでの立候補。愛知、静岡、岐阜、三重を駆け回り、「あなたらしく生きられるジェンダー平等の社会を実現したい」と支持を訴えています。

 党愛知県委員会では、人権ジェンダー平等部の責任者を務めます。その実現には、「男女の賃金格差の是正が必要です」と指摘します。厚労省のデータから、愛知県は男女の勤続年数の差が最も大きく、管理職に占める女性の割合が最も低いと告発します。

 労働時間の短縮と賃上げ、格差解消に向けた実効ある法律の整備に意気込みます。

 軍需産業が多く集まる東海地域から、外交による平和の展望に立ち、対話の習慣を広めていきたいと語る、すやま氏。「戦争末期に戦闘機開発の拠点だった愛知県は多くの攻撃をうけました。平和をつくることを諦めず、新たな標的にならないためにも平和の準備を始めよう」と訴えます。

 小学生の頃、修学旅行で国会見学に行ったときに出迎えた自民党議員の握手をひとり拒否しました。「リクルート事件の金権腐敗や消費税導入が許せなかった」と振り返ります。

 それから30年以上経過し、「赤旗」のスクープと党の論戦が世論を動かし、党が訴え続けてきた「企業・団体献金禁止」が国会の多数派となっています。「みんなで力を合わせて金権腐敗の根を断ちましょう」

 須山・はつみ 1978年生まれ。浜松市出身。愛知産業大学卒。党中央委員。党県副委員長・人権ジェンダー平等部責任者


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