しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年10月2日(水)

比例予定候補駆ける

東海(定数21) もとむら伸子さん(51)=現=

人間の尊厳を守りたい

写真

 「初めて国会議員と話しました」「学費が高くて困っています」―。名古屋市にある名鉄名古屋駅前で、党と民青同盟が共同して定期的に取り組んでいる若者宣伝の一幕です。いつも、学校や仕事終わりの若者が何人も立ち止まって長時間の対話に。もとむら氏は、「政治は変えられます。みなさんの声を、必ず国会に届けます」と応じています。

 保育士の配置基準をめぐっては、保育士や保護者らが集めた現場の声をもとに繰り返し質問。76年ぶりとなる、保育士1人当たりの子どもの数を改善させました。それでも依然、先進国でワーストクラスの基準に「子どもの権利を保障する保育実現のため、さらなる改善が必要です」と訴えます。

 被爆2世として、平和への思いはひとしおです。核抑止論や核共有を口にする国会議員がいることに悔しさをにじませ、「核兵器禁止条約批准へ、みなさんと共に力を尽くしたい」と呼びかけます。

 活動の根底にあるのは、「人間の尊厳を守る」という視点です。衆議院では法務委員会に所属。在留外国人の人権問題にも注力しています。医療を受けることもままならず、子どもの権利条約に違反する未成年者の実態を国会で告発し、「すべての子どもたちに在留特別許可を」と主張しています。

 「誰もが差別されない尊い存在として大切にされ、暴力で支配されることなく安心して暮らせる社会にするために全力を尽くしたい」と意気込みます。

 本村・のぶこ 1972年生まれ。八田ひろ子参院議員の秘書などを経て2014年、衆院議員初当選。現在3期目


pageup