2024年10月1日(火)
比例予定候補駆ける
東北(定数12)・岩手1区重複 吉田恭子さん(43)=新=
若者らの変化に確信
盛岡市の私立高校で7月に、国会議員5人を含む9国政政党の代表が生徒に政策を訴える模擬選挙があり、日本共産党を代表して参加しました。
吉田さんは、党の「経済再生プラン」を紹介。自民党政権が2年で軍事費を2・5兆円増額する中で、政策の優先順位を変えれば大学の学費を半分にできることや、人間らしく生活するために最低賃金を全国一律で時給1500円にすれば、消費を拡大させて経済の好循環をつくれることを話しました。
生徒からは「長い目で見たときに国が成長していくと思う」と、日本共産党への期待が寄せられました。
原発ゼロを求める活動にも力を尽くしています。福島第1原発事故時に妊娠6カ月だった吉田さん。不安でたまらず、若い母親たちとともに2012年からデモ行進を始め、今も毎回参加して声を上げ続けています。
女川原発2号機(宮城県石巻市、女川町)の再稼働が11月に強行されようとする中、活動の「原点」である原発ゼロへの思いを改めて強くしています。
盛岡市で民青同盟に入ったばかりの20歳の青年が「社会が大変な状況なのに、自民党は軍拡し憲法も変えようとしている。平和な世界をつくるために、自分も頑張りたい」と入党。若い人たちの変化を確信にしながら、吉田さんは「総選挙は暮らし、命、平和を守る最大のチャンスです」と、日本共産党の躍進で自民党政治の中身を変える決意を訴えています。
よしだ・きょうこ 1981年生まれ。岩手県紫波町出身。和光大学卒。党県副委員長