2024年9月30日(月)
自由の展望こめた党名
民放TV局が取材 原発・労働時間など語る
笠井議員 知るつどい 広島・府中
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広島県の日本共産党府中市委員会は29日、笠井亮衆院議員を迎え「共産党を知る秋の集い2024」を同市で開きました。事前に出された暮らしや平和などの質問に笠井氏が縦横に答えました。解散・総選挙が近づく情勢を受け民放テレビ局が集いを取材。いのはら真弓衆院広島5区予定候補があいさつしました。
「環境問題が心配。原発はクリーンエネルギーといわれるが、どう考えるか」との質問に笠井氏は「核のゴミは処理のめどが立たず、ダーティー(汚い)だ。安全神話で古い原発を動かし続ける自民党政治から原発ゼロに切り替えないといけない」と力説しました。
「なぜ党名を変えないのか」との問いには「お金だけでなく時間も奪われる資本主義社会から、働く時間を短縮し人間の自由を全面的に発展させる社会主義、共産主義社会へ進む展望が党名にこもっている」と説明。国会の欧州視察で、午後5時前に訪れた企業では社員が退勤しほとんどいなかった経験を述べつつ、法定労働時間を1日7時間にする党の「自由時間拡大推進法」案を紹介しました。
笠井氏は「おかしな自民党政治をご一緒に変えましょう」と入党を呼びかけ、テーブルごとに参加者と懇談。2人が入党しました。