2024年9月30日(月)
比例予定候補駆ける
東北(定数12) 高橋ちづ子さん(65)=現=
「命綱」 東北と国会結ぶ
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6月に国会が閉会して以降、各種団体との懇談や「党を語るつどい」への参加、原発事故や豪雨の被災者からの要望の聞き取りなど、「東北の命綱」として国会と東北各県を全力で駆け抜けています。
青森県母子寡婦福祉連合会を皮切りに、30近くの団体を訪問しています。今月19日には、代表を務める党国会議員団「福島チーム」として、福島県いわき市で原発事故の避難者や漁業関係者と懇談。海洋放出について「漁をやっていくと不安がずっと付きまとう」と悲痛な声を聞きました。
田村智子委員長と訴えた仙台市(20日)での街頭演説で「国は『帰還率が上がった』といいますが、そこからは見えてこない被災者の気持ちにどう応えるかが問われています。被災者の皆さんと困難を一つひとつ乗り越える仕事の続きをさせてください」と訴えました。
旧優生保護法で、原告の訴えを認め政府と国会を断罪した最高裁判決を受け、超党派の議員連盟が設立。被害者への謝罪と補償の新法をつくるプロジェクトチームに参加しました。新法の前文について「国の謝罪が不十分だ」と指摘し、子を持つ夢を断ち切る誤った政策だったと記述させるところまで来ました。
臨時国会を前に、街頭演説で力強く語ります。「日本共産党は1948年の同法制定に反対できませんでした。当事者の皆さんへおわびを述べ、誤りであることを党大会決議にも書きました。歴史と向き合う党として新法を成立させ、検証と優生思想根絶のために先頭に立って頑張りたい」
たかはし・千鶴こ 1959年秋田県能代市生まれ。私立高校教員を経て青森県議1期。衆院議員7期。党衆院議員団長、党障害者の権利委員会責任者。