2024年9月28日(土)
比例予定候補駆ける
北関東(定数19) 塩川鉄也さん(62)=現=
腐敗一掃 論戦の先頭に
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「日本共産党が伸びることが、本気で金権腐敗政治を一掃する一番の力となる」―北関東4県を駆け、党躍進を訴えています。宇都宮市で集いに参加した女性は「うそをつかない、ごまかさない、まっとうな政治にして」と期待を寄せます。
岸田文雄首相退陣のきっかけとなった自民党の裏金事件と統一協会問題。自民党の組織的犯罪、組織的癒着の闇を暴き、自民党を追い詰める論戦の先頭に立ってきました。
論戦を通じ、裏金の原資の政治資金パーティー収入が形をかえた企業・団体献金であること、企業・団体献金が財界本位に政治をゆがめてきた歴史と全体像を浮き彫りに。一貫して求めてきた「企業・団体献金禁止」を他党も主張するまでに、変化をつくる要の役割を果たしてきました。
自民党と統一協会との組織的癒着も、疑惑が浮上した当初から鋭く追及。安倍晋三元首相の国葬をめぐる2022年の閉会中審査では、安倍氏が統一協会の選挙応援の司令塔だった疑惑を示し「安倍氏の国葬は統一協会の活動を是認する」と正面から批判しました。
北関東で進む戦争国家づくり。23年の国会質問では、埼玉県・航空自衛隊入間基地などの輸送機に長射程ミサイルを搭載する計画を暴露。茨城県の航空自衛隊百里基地では現地を調査し、核兵器を搭載できる米軍B52戦略爆撃機との共同訓練が20年以降10回以上に上る実態を告発しました。「戦火を呼び込む戦争準備でなく戦争させないことこそ政治の責任」と力を込めます。
しおかわ・てつや 1961年埼玉県生まれ。東京都立大学卒。衆院議員8期。国会対策委員長代理、党幹部会委員