2024年9月27日(金)
医療・介護・福祉…予算増求め
いのちまもる総行動 東京
![]() (写真)厚労省に向け「医療・介護・福祉従事者の大幅賃上げと人員増を」「保険証廃止の撤回」などのシュプレヒコールをあげる総行動参加者=26日、東京都千代田区 |
国に対して医療・介護・福祉の予算増額を求める「いのちまもる総行動」が26日、日比谷野外音楽堂(東京都千代田区)で行われました。全国保険医団体連合会、日本医療労働組合連合会などでつくる実行委員会が主催。2400人が現地参加し、200カ所でオンライン視聴されました。「従来の健康保険証なくすな」「医師・看護師を増やせ」「賃金を大幅に増やせ」と銀座をパレードしました。
主催者あいさつで、日本医労連の佐々木悦子委員長は、5年間で43兆円の大軍拡を政府が堅持しながら「社会保障が歳出改革の最大の標的にされている」として「政府の姿勢を一刻も早く国民第一に転換させないといけない」と語りました。
能登半島地震被災地から全日本国立医療労働組合七尾支部の石川裕馬さんは「地震からの復旧の矢先に、豪雨災害が生活基盤を破壊した。こんな時こそ国に公的資金を使ってほしい」と述べました。
日本共産党の小池晃書記局長、倉林明子副委員長、伊藤岳参院議員が参加。小池氏は、年金削減や介護の危機に対する党の「緊急提言」(同日発表)を紹介し、「医療、年金、介護は老いも若きも、その生存権を国が責任をもって支える制度だ」と強調。「来たるべき総選挙で、みんなの力で医療、介護、福祉を痛めつける政治を変えよう」と訴えました。
コメディアンの松元ヒロさんがトークを披露。各分野4人が発言し、日本医師会と日本歯科医師会のメッセージが紹介されました。パレード後、厚生労働省に要請しました。









