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2024年9月25日(水)

“店再開の矢先に…”

能登豪雨被害 藤野氏ら調査

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(写真)在宅で豪雨災害を受けた人から話を聞く藤野(正面左)、佐藤(左端)、鐙(その右)の各氏=24日、石川県輪島市

 石川・能登地方で発生した豪雨災害に関わって24日、日本共産党の藤野やすふみ衆院北陸信越比例予定候補らが輪島市を訪問し、自宅や能登半島地震を受けて建設された仮設住宅で被災した方から要望を聞きました。石川県の佐藤正幸県議、鐙(あぶみ)史朗輪島市議が同行しました。(関連記事)

 輪島市で理容院を営む女性(78)は、大雨特別警報が出された21日は仕事をしていたと言います。「午前9時ごろにはお店の中まで水が入って来て、10時には膝ぐらいまで水が来ていました」と振り返ります。現在も、「床下に水がたまっているのではないか心配だ」と語ります。

 同市で美容室を営む女性は、胸まで漬かるほどの水が来たと当時の体験を語りました。「怖いと言うより、絶望だった。能登半島地震から8カ月たって、やっと店を再開できたのに」と言葉を詰まらせました。

 藤野氏は、今回の豪雨を受けて再び多くの人が1次、2次避難所で避難生活を送ることになるが、被災者が能登半島地震のような劣悪な生活を強いられないよう政府が責任を持つべきだと指摘します。

 その上で、「さらなる土砂崩れなどの危険もある。2次被害を生まないため、本格的な復旧が必要です」と語り、現地で被災者から聞き取った要望を実現するために全力を尽くすと述べました。(石川県・鈴木宏太)


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