2024年9月22日(日)
“人間らしく生きる”
鳥取 集いで倉林・大平氏
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日本共産党の倉林明子副委員長・参院議員は20日、鳥取市で党を語る集いに参加しました。大平よしのぶ衆院中国ブロック比例予定候補と岡田まさかず衆院鳥取1区予定候補が決意を表明しました。
倉林氏は、高齢者の医療費が3割負担になり、診療抑制で病棟閉鎖、病院閉鎖が相次ぎ、訪問介護の基本報酬引き下げで事業所閉鎖が相次ぎ、医療・介護の提供体制が崩れ始めていると警告。
国民は物価高騰で賃金も年金も上がらずに生活に困っている一方、大企業は税金を半分にまけてもらって内部留保の使い道に困っていると指摘。「大企業、富裕層には増税を。国民には消費税の減税を」の声を集めて共産党に託してほしいと述べました。
社会保障費、教育費のブレーキになっているのが8兆円から10兆、11兆円に上積みされる軍事費だと指摘。日本政府がやるべきことは戦争準備ではなく、平和を守るための外交努力、9条を生かして話し合いで解決する外交努力だと強調し、共産党を伸ばして政治をもとから変えることが重要だと訴えました。
入党の経緯について聞かれ、党員の両親の元で育った倉林氏は、“共産党は困った人を助けて、いいことをしているのになぜアカと言われて、人からこんなに嫌われるのか”が理解できなかったと述べ、日本民主青年同盟に入って学ぶ中で、“貧乏でも障害があっても、人間として自分らしく生きられる社会をつくることができる”と確信し入党したと話しました。
「自由に使える時間を得て、自分らしく生きられる社会を実現するのが共産主義です。そうなっては困るのが、利潤第一主義の大企業、支配層です。もうけがなくなる、戦争遂行の障害になる、だからアカだと言って攻撃してきた」と述べ、党躍進への支援を呼びかけました。
大平氏は、共産主義と自由は両立するのかと問われ、「もうけ最優先のシステムを変えて、一人ひとりの自由が獲得できるシステムにチェンジするのが共産主義であり、共産主義でこそ自由と両立する」と答えました。