2024年9月14日(土)
学費対策 直接支援を
堀川予定候補ら京都市長に要請
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日本共産党京都府委員会の「学費ゼロプロジェクト」(代表・堀川あきこ衆院近畿比例予定候補)と党京都市議団は13日、高学費で学ぶ権利が脅かされ、生活の厳しさが増しているとして松井孝治・京都市長に対し学費無償化に向けた緊急対策を申し入れました。
緊急対策では、▽教育予算の抜本的増額を国に強く働きかける▽困窮する学生にテキスト代や家賃の補助、通学定期の割引率アップなど直接支援を行う▽京都市立芸術大学の「入学金廃止」「授業料無償化」―などを求めています。
堀川氏は、対話になった学生が3日間徹夜でバイトを続け、寝る間もなく授業に出席しているなどの実態を紹介。「学費値上げの流れは許されない。物価高で生活の底が抜けたような状態だ。全学生を対象にした具体的な支援をぜひ検討してほしい」と求めました。
私立大学に通う2回生は「後輩や先輩は食費を削って空腹で授業を受けたり、生活がやっとの状況で大学に通っている。学費無償の声を届けてほしい」と述べました。
市の大学政策課長が応対しました。