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2024年9月11日(水)

仁比氏ら竜巻被害調査

救助法適用外にも支援必要

宮崎県内

写真

(写真)(右端から左へ)地域住民から話を聞く仁比、白江、前屋敷の各氏=9日、宮崎県西都市

 日本共産党の仁比聡平参院議員は9日、宮崎入りし、台風10号で竜巻被害をうけた自治体を調査しました。前屋敷恵美県議、白江好友衆院2区予定候補が同行しました。

 国富町では80代女性から様子を聞きました。自宅の屋根瓦が飛び、2階が水浸しになりました。「瓦を替えるとか家を解体するとか言われても、月3万ほどの年金でどうしたらいいのか」と語りました。

 西都市では中心部の住宅地である妻地区を歩いて視察。ブルーシートをかけた住宅が点在し、屋根の上でアンテナを補強する人なども見られました。

 宮崎市では水道工事などを手掛ける事業所を訪問しました。代表の山崎栄一郎さんは業者への支援が融資中心であることやブルーシートを張る業者・職人が足りていない状況であることなどを説明しました。

 今回の台風で、宮崎市や西都市、新富町、都農町、門川町、国富町と複数の自治体で竜巻と推定される被害が起きています。このうち災害救助法の4号適用は宮崎市のみにとどまりました。

 仁比氏は、救助法が適用されていない自治体の被災住民にも同等の支援が必要だとして、「しっかりした被害認定をすすめ、被害に応じた住まい再建のための支援が必要だ」と強調しました。


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