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2024年9月10日(火)

党の歴史・理論語ろう

山形・酒田 市田氏迎えつどい

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(写真)市田副委員長(壇上)の回答を聞く参加者=8日、山形県酒田市

 山形県の日本共産党酒田地区委員会は8日、市田忠義副委員長を迎えて「市田副委員長と希望を語り合うつどい」を酒田市で開きました。

 衆院山形3区の山田まもる予定候補が入党を呼びかけ、強く大きな党づくりによる総選挙勝利へ決意を表明。衆院比例東北ブロックで高橋ちづ子衆院議員の議席を守ると述べました。

 市田氏は、裏金問題の真相究明や企業・団体献金禁止を語らない自民党総裁選、市民と野党の共闘の原点を否定するかのような議論が飛び交う立憲民主党代表選、志位和夫議長ら日本共産党代表団の欧州左翼党との交流等について縦横に語りました。

 1980年代末から90年代にソ連・東欧の崩壊、天安門事件等による激しい反共攻撃の中で京都府委員長を務め、参院選で議席を失い、衆院選での共倒れの経験を踏まえて「どのような理論的確信をもったのか」と質問された市田氏。社会主義の大義を逸脱した覇権主義・専制主義に未来はないという確信の下、敗北の教訓から自分の頭で考え、機関の長が先頭に立って体制選択論攻撃に反撃し、「92年の参院選で党の理念、歴史など党そのものを語り尽くして勝利した」と答えました。

 中小農家の参加者から農業支援策について質問を受けた市田氏は「国が主食であるコメの安定供給に責任を持つ」「洪水対策や環境保護への多面的機能を有する農業への価格保障・所得補償が必要」と答えました。


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