2024年9月10日(火)
沖縄4区予定候補に金城氏
衆院 オール沖縄が全会一致
沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対し、保守・革新の立場を超えて結集する「オール沖縄」勢力は8日、那覇市内で次期総選挙の沖縄4区候補者選考会を開き、「オール沖縄会議」共同代表の金城徹氏(70)=立憲民主党公認・新=を予定候補者として全会一致で決定しました。
選考会は日本共産党、社民、立民、沖縄社会大衆党、保守・中道の市町村議を中心につくる政治団体「新しい風・にぬふぁぶし」、地域政党「沖縄うない」、石垣市区選出県議の次呂久成崇氏の7者が出席。山川仁氏=前豊見城市長=の擁立を視野に入れつつ一本化の協議(選考会)に参加してきた、れいわ新選組は欠席しました。
協議は▽立候補を表明している3氏(金城、山川両氏、沖縄うないが推す比嘉京子前県議)を対象に選考する▽話し合いで全会一致をめざす▽まとまらない場合は、無記名投票の多数決で決める―を改めて確認した上で進められました。
沖縄うないから「オール沖縄の統一したたたかいを進め、自公政治を変える立場から(比嘉代表の)立候補を取りやめる」との意見が表明されました。
選考会は今年4月以降、候補者一本化をめざして11回の会合を開き、8月には3氏による公開討論会を実施。れいわ側は、各党などの一致点に基づき、選考を進めてきた選考会のやり方に異議を唱え、8月29日以降の会合を欠席していました。