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2024年9月10日(火)

国民の暮らし最優先に 「政治をもとから変える」

名古屋 田村委員長が訴え

もとむら・すやま氏訴え

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(写真)聴衆の声援に応える田村智子委員長(中央)、もとむら伸子衆院議員(右)、すやま初美衆院比例予定候補(左)=8日、名古屋市中村区

 日本共産党の田村智子委員長を迎えた街頭演説会が8日夕、名古屋駅前で行われました。大勢の聴衆を前に田村委員長は、自民党の裏金・金権腐敗問題、暮らしと経済、軍事外交、ジェンダー平等、未来社会について縦横に語り「古い政治の殻を破るために頑張る決意です。政治をもとから変えよう」と訴えました。衆院選比例東海ブロックのもとむら伸子(現)、すやま初美(新)両予定候補もマイクを握りました。

 田村氏は、「財界、大企業の目先の利益優先のための政治があまりにもひどい」として「国民の暮らし最優先に政治の立ち位置を変えていこう」と呼びかけました。

 安倍、菅、岸田と3代続いた12年間の自公政権のもと大企業が空前の利益をあげ投資家・資産家がもうける一方、庶民の懐や働く人の給料には回らず、円安で食料、電気代など物価が高騰し、「私たちの暮らしが押しつぶされている」と指摘。「この政治をもとから変えなければならない」と強調しました。

 過去最高の利益を上げているトヨタ自動車の会長の役員報酬がこの間60%も上がる一方で、労働者の賃上げはほとんど行われず、内部留保がさらに増加したと告発しました。

 田村氏は「大企業の膨れ上がった内部留保に税金をかけて中小企業への賃上げ補助制度をつくり、最低賃金時給1500円を実現し、どこで働いてもどんな仕事をしても月収は手取り20万円を超えることを保障する」日本共産党の経済再生プランを紹介。「今やらなければいけないのは家計、暮らしの応援で経済を回すこと。この道にどうしても進めていかなければ」と力を込めて語りました。

 田村氏は「日本共産党を伸ばすことで希望の政治をともに切り開いていこう」と述べ、東海ブロックで、もとむら議員の議席を守り、すやま予定候補の2議席目を勝ち取り、全国での日本共産党の躍進をと呼びかけました。

 もとむら予定候補は「総選挙を通じ自民党政治を必ず終わらせよう」と、すやま予定候補は「自民党の総裁選では何も変わらない、その後の総選挙が新しい政治をつくるチャンスです」と語り支援・支持を訴えました。


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