2024年9月8日(日)
賃上げに財政支援を
徳島の中小企業社長らと小池書記局長が懇談
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日本共産党の小池晃書記局長は6日、土産売り場を営む徳島県物産館(徳島県松茂町)を訪ね、今春闘でパートの時給を60円引き上げるなどした尾崎晴祥社長に話を聞きました。
案内した徳島労連の森口英昭事務局長とJMITU(日本金属製造情報通信労働組合)物産館分会の山田恵子委員長によると、職場は正社員3人、パート2人。今春闘でパートの時給を1月から前倒しで60円、正社員は若者を底上げし、月額5720~1万2000円引き上げました。
小池氏が「賃上げのために何が必要ですか」と聞くと、尾崎社長は「財政支援をしてほしい」と述べ、社会保険料の事業主負担の軽減も要求。「最初はできる範囲で支援してくれれば全然(負担が)違う。中小企業をバックアップする仕掛けをどないかしてくれたら、頑張ろうと思える」と期待を寄せました。
同組合員は全員、女性です。2006年の結成以来、労働者全員が組合に加入し、力を合わせています。
小池氏は敬意を表し、「一致団結して売り上げも上げるし、賃金も上げているんですね」と述べると、山田委員長は「人数は少ないですが、それ(団結)が一番、力になります」と語りました。