2024年8月31日(土)
学生支援・予算確保を
堀川・倉林氏ら 京大職組と懇談
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日本共産党京都府委員会「学費ゼロプロジェクト」責任者の堀川あきこ衆院近畿比例予定候補らは30日、京都大学職員組合の細見和之委員長らと懇談し、党府議・市議やオンライン参加の倉林明子党副委員長・参院議員とともに学費無償化や大学の現状や問題について意見交換しました。
倉林氏は、2023年に党として学費無償化提言を発表したことを紹介し「交付金減で大学の運営も大変だ。大学への予算確保と一体で学生への支援をという立場だ」と発言。
堀川氏は「私自身も現在、奨学金返済のまっ最中」と述べ、6月28日に実施した文部科学省要請に向け取り組んだ学生アンケートの内容や要請の結果を報告し、学費無償化の実現を強調しました。
京大職組の細見委員長は「京都大学でも交付金が減らされている。競争的な資金の確保に頼らざるを得ないが、大学の横のつながりを分断するものであり、金額も支給期間も限定され、基礎研究力の低下につながる」と指摘しました。
組合側から、学生寮拡充の要望や外国人留学生の困難な実態、競争的資金が研究をゆがめ大学関係者を疲弊させている状況など、学生や大学のさまざまな実態が語られ、意見交換が行われました。