2024年8月31日(土)
普天間即閉鎖 桃原予定候補で
宜野湾市長選あす告示
![]() (写真)政策を語る桃原予定候補=29日、沖縄県宜野湾市 |
沖縄県宜野湾市の松川正則市長の死去に伴う市長選が9月1日、告示(8日投票)されます。日本共産党は、玉城デニー知事を支える人々が結集した「誇りある豊かさを 宜野湾うまんちゅの会」から立候補を予定する桃原(とうばる)イサオ市議(65)=無所属、新=を推薦し、必勝をめざします。米軍普天間基地の即時閉鎖・返還とともに、同基地に代わる名護市辺野古の新基地建設中止、子育て支援「四つのゼロ」を掲げています。
自民・公明が推薦する佐喜真淳前市長(60)=無所属=との事実上の一騎打ちです。
市長選は、桃原氏の勝利で(1)普天間基地の即時閉鎖・返還、辺野古新基地建設を鋭く問う(2)市民のくらし応援の市政を実現する(3)沖縄から政治を変える市民と野党の共闘の再構築を全国に発信し、共産党と「オール沖縄」の総選挙での躍進につなげる―かどうかが焦点になっています。
桃原氏は連日、支持の訴えに奮闘し、「日米両政府に忖度(そんたく)するような首長ではなく市民の代弁者となる」と力を込めます。
一方、完成の見通しもない辺野古新基地建設を進め、普天間基地の永続化を招こうとしている自民党政治にしがみついているのが佐喜真氏です。統一協会、日本会議と深い関係を持ち、統一協会とは関係を断絶したと言うもののその根拠は示していません。
日本共産党は政治的大義と対決構図に確信を持ち、声の宣伝、ビラ配布などの大量宣伝で市民の中に打って出て、支持拡大に力を尽くそうと呼びかけています。









