2024年8月30日(金)
志位議長、欧州歴訪に出発
平和の連帯・一致点での協力発展に力つくす
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日本共産党の志位和夫議長は29日夜、欧州3カ国歴訪のため、東京・羽田空港を出発しました。30日午前(現地時間)、最初の訪問地であるドイツ・ベルリンに到着する予定です。
志位氏は、羽田空港で記者団の質問に答えて、「党の代表者による欧州訪問は35年ぶりのことになりますが、欧州の左翼・進歩勢力が、ウクライナ侵略とガザ危機の道理ある解決を求め、困難ななかで大軍拡と軍事同盟強化に反対し、核兵器禁止条約推進で奮闘しているもとで、日本と欧州の連帯を発展させることには重要な意義があると思います」と、平和の問題での連帯の重要性を語りました。
さらに志位氏は、「同じ発達した資本主義国で活動する左翼・進歩諸党・諸勢力とは、共通する条件、共通する課題、さらに共通する困難があると思います。互いに教訓を学び、一致点での協力関係を発展させてきたい」と語り、「日本での私たちのたたかいの発展にとっても力となるような、新しい視野、新しい知見、新しいヒントをつかんできたい」と抱負を述べました。
志位議長の欧州歴訪には、緒方靖夫幹部会副委員長・国際委員会責任者、小林俊哉国際委員会事務局次長、小島良一国際委員、米沢博史国際局員が同行し、ベルリンで吉本博美「しんぶん赤旗」ベルリン特派員が合流します。