しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年8月27日(火)

社会保障は大きな経済

岡山 革新懇総会で大門氏

 日本共産党の大門実紀史元参院議員は25日、岡山市で開かれた岡山県革新懇の第42回総会で「どうする、くらしと日本の経済」と題し、党の「経済再生プラン」に基づいて講演しました。参加者で会場はいっぱいになり、大きくうなずきながらメモを取る姿が目立ちました。

 大門氏は「日本の経済がよくなるためには、いま進んでいる軍拡を止めなければならない」と強調。イラク戦争や日本の侵略戦争など、軍需産業が戦争を後押しした歴史を紹介し「軍事費倍加の戦争する国づくりは、ただの防衛論ではなく日米の軍需産業の強いパワーで進められている」と述べ、「革新懇のみなさんと一緒に総選挙で軍拡ストップの政治に進みたい」と語りました。

 大門氏は「賃金が上がらないことが経済停滞を生んでいる。政治の力で過剰な内部留保に時限的に課税することが求められている」と訴え。日本の社会保障支出はアメリカよりも低いと述べ、「社会保障のセーフティーネットが整っている国ほど国民のさまざまなチャレンジが増え経済が成長している」「社会保障は大きな経済である」と力を込めました。

 参加した学生(21)は「大門さんの言うように、一度挫折してもやり直せる社会がいい」と話しました。


pageup