2024年8月25日(日)
乗船名簿開示など前進
浮島丸追悼集会 倉林・穀田氏が参加
京都・舞鶴
![]() (写真)献花する集会参加者。右から穀田氏、倉林氏、山内健・衆院5区予定候補=24日、京都府舞鶴市 |
終戦直後に朝鮮人労働者らが乗船した浮島丸が京都府の舞鶴湾で爆発・沈没し、549人が死亡した事件で、犠牲者を追悼する集会が24日、舞鶴市の殉難の碑公園で行われ250人が参加しました。
浮島丸殉難者を追悼する会の品田茂会長をはじめ、朝鮮総連京都府本部や民団京都府舞鶴支部の代表らが追悼の辞を述べました。
品田氏は厚生労働省が乗船名簿など資料の存在を明らかにしたことに触れ「ご遺族の方々に早急に提供されることを強く求める」と強調し、「平和を求める声を上げていきたい」と述べました。
武見敬三厚労相がメッセージを寄せ、東京の祐天寺に安置されている遺骨について「外務省と連携し返還に向けて適切に対応したい」としました。
日本共産党の倉林明子参院議員、穀田恵二衆院議員が参加。司会者から倉林氏が武見氏にメッセージを働きかけたこと、穀田氏が5月31日の衆院外務委員会で乗船者名簿の公表を厚労省に求めたことが紹介されました。
穀田氏の質問を受けて「浮島丸死没朝鮮人名簿」「乗船半島労務者名簿」など75簿冊の資料名リストが示され、順次公開される見通しです。









