2024年8月25日(日)
東アジアの平和構築へ草の根の運動おこそう
党中国ブロック 平和提言学習会
![]() (写真)笠井衆院議員(壇上)の講演を聞く参加者=24日、広島市 |
戦争の心配のない東アジアをつくり、核兵器のない世界への道を開こう―日本共産党広島県委員会と国会議員団中国ブロック事務所は24日、広島市で「東アジアの平和構築への提言」の学習会を開きました。笠井亮衆院議員が提言の内容について講演。中国地方から非核の世界、平和なアジアをつくる市民的運動と、党の比例議席獲得を呼びかけました。
垣内京美衆院中国比例予定候補、中原つよし広島1区予定候補が司会進行を務め、大平よしのぶ衆院中国比例予定候補が開会あいさつしました。
被爆2世である笠井氏は、今年の広島、長崎の原爆の日に行われた平和宣言で核兵器禁止条約への参加に言及したことを挙げ、「再び原爆の惨禍を繰り返させない決意と響き合う提言だ」と指摘。ASEANの経験に学び、北東アジアの諸問題の外交的解決をはかるなど提言の三つの柱について詳述しました。
NHK連続テレビ小説「虎に翼」の主人公のモデルとなった裁判官の三淵嘉子さんが原爆投下を国際法違反とした原爆裁判を紹介し、被爆者を先頭に変化を切り開いてきた草の根の運動を大きくしようと強調しました。
広島・呉地区平和委員会の森芳郎事務局長、広島市の中森辰一市議、山口県岩国市の松田一志市議が、呉市の複合防衛拠点構想、広島市の平和行政、米軍岩国基地の強化について特別報告しました。









