2024年8月20日(火)
「2学期に生かしたい」
教育のつどい閉幕
大阪市内で開かれた「みんなで21世紀の未来をひらく教育のつどい―教育研究全国集会2024」(主催・全日本教職員組合などでつくる実行委員会)は18日、3日間の日程を終え閉幕しました。のべ4300人(オンライン含む)が参加し、コロナ禍以降では最多となりました。
競争と管理強化、教員の異常な長時間過密労働など教育をめぐって大きな困難がある中、全国の教職員、保護者らが、日ごろの取り組みや悩みを交流する場となりました。大学生、高校生もパネリストや報告者として参加しました。
初めて参加した大阪府の小学校教員(35)は「他の先生たちの実践を詳しく知ることができました。2学期からの授業に生かしたい。私の報告にも、いろんな意見やアドバイスをもらうことができてよかった」と語りました。
実行委員会は同日、アピール「憲法と子どもの権利条約がいきて輝く教育と社会を確立しよう」を発表。「ここで得た学びや励まし、勇気、活力などを持ち帰り、学校で、家庭で、地域で、ともに頑張っていきましょう」と呼びかけました。