2024年8月16日(金)
オスプレイ初飛来中止を
北海道 旭川市に市民団体が要請
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北海道内で行われている陸上自衛隊の「北海道訓練センター第3回実動対抗演習」に参加するため木更津駐屯地のV22オスプレイが21日から23日までの3日間、北海道内に初めて飛来することになりました。
期間中、丘珠、帯広、旭川の各駐屯地を人員輸送および離着訓練で飛行するとの発表を受けて14日、旭川共同行動実行委員会(日本共産党旭川地区委員会など9団体)が「市民の安全と平穏を守る立場から中止を」と、旭川市に要請しました。
おぎう和敏党国会議員団道6区事務所長が菅野直行副市長に「住宅密集地の真ん中にある旭川駐屯地にオスプレイが飛来するという発表に、住民は強い不安を感じている」と要請趣旨を説明。墜落事故の原因を克服できていないオスプレイを北海道・旭川上空で飛ばせないよう旭川市が中止を求めるよう、要請しました。
菅野副市長は「市民の安全を最大限優先することは共有できる」と述べた上で、「市民の不安払拭のために北海道防衛局に緊急要請を行った」と説明。
能登谷繁党旭川市議団長が「市の緊急要請では『輸送力の高いオスプレイの訓練の充実を図ることは理解する』としている。その認識自体がダメだ」と指摘しました。
要請では、オスプレイが飛来した場合の対応として▽住宅地上空で低空飛行を行わないよう防衛省に求めること▽市が独自に騒音測定と低周波測定を行いデータを公表すること―を求めました。
日本共産党の真下紀子道議、旭川市議団の石川厚子、真嶋隆英、中村美楠子の3氏も参加しました。