2024年8月12日(月)
「お盆の予約が…」「陥没心配」
党鹿児島県委が被害調査
震度5強の大崎町
日本共産党鹿児島県委員会は10日、8日に発生した日向灘を震源とする地震で、震度5強を観測した大崎町で、被害状況を調査しました。
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まつざき真琴書記長(衆院九州・沖縄ブロック比例、鹿児島2区重複予定候補)と、たいら行雄県議が、地震で住宅が倒壊したり、道路が陥没したりするなど、被害が集中している地域を歩いて回り、後片付けをしている住民をねぎらいながら、被害の状況を聞き取りました。
仕出し業を営む女性(80)は、「長年働いてきた調理場が地震でぐちゃぐちゃになって残念。お盆に1000人分の予約が入っていたのに」と、傾いた床や斜めにゆがんだ柱を示しながら、肩を落としていました。また、住宅と道路に溝ができてしまった住民は「地下水が流れ出ていて、陥没が心配だ」と不安そうに語りました。
稲留光晴大崎町議は、被害家屋の修復への対応や被災住民の救済策について、町に要請することにしています。同町に実家がある柴立豊子鹿屋市議も調査に同行しました。