2024年8月6日(火)
平和守る党伸ばそう
佐賀 笠井・田村貴昭氏呼びかけ
|
佐賀県の日本共産党東部地区委員会は4日、笠井亮衆院議員を迎え佐賀市内で演説会を開きました。田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補)が共に訴え、来たるべき総選挙で同ブロックでの比例2議席確保への支持を呼びかけました。
司会の武藤明美県議が多くの有権者が持っている疑問などを笠井氏に質問。一問一答形式で笠井氏が答えました。笠井氏は、くらしの問題では党の「経済再生プラン」を紹介。賃金の大幅引き上げや学費の無償化の必要性を海外の実例も紹介しながら、力説しました。平和の問題では岸田政権の軍拡ばかりで周辺諸国との緊張を高める姿勢を批判し、対話による外交の必要性を訴え、党の「東アジアの平和構築への提言」を紹介。「ASEANでは紛争を戦争にしないため、年間1500回もの会合を開いている。日本でも戦争の準備ではなく平和の準備が必要です」と訴えました。
田村氏は佐賀空港(佐賀市)への自衛隊オスプレイ配備計画に触れ、配備のための駐屯地整備予算が全国でも突出していることを指摘。岸田政権の戦争する国づくりを止め、平和を守る日本共産党を伸ばしてほしいと訴えました。
演説会終了後に入党を決意した76歳の女性は「日本はアメリカのいいなりになっている。米軍基地や自衛隊の基地ばかりで戦争になったらどうなるのか」と語りました。
演説会後、笠井、田村両氏は佐賀空港を視察。駐屯地建設の現場を空港の展望デッキなどから確認しました。