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2024年8月6日(火)

共産党国会議員団ら訪問・懇談

原爆養護ホームなど

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(写真)広島原爆養護ホームの入所者と面会し、あいさつする井上氏(前列右から5人目)=5日、広島市

 日本共産党の井上哲士、仁比聡平、山添拓の各参院議員と元衆院議員の大平よしのぶ衆院中国比例予定候補らは5日、広島市内の広島原爆養護ホーム倉掛のぞみ園を訪れ、入所する被爆者を見舞いました。また、市内の広島赤十字・原爆病院を訪ね、被爆患者の状況などの説明を受けました。

 市内の原爆養護ホーム舟入むつみ園が耐震改修工事で倉掛のぞみ園に移転中のため、上田佳弘・舟入むつみ園長に話を聞きました。むつみ園には46人が入所し、平均年齢は85歳。来年の被爆80年に向け、同事業団で9集目となる被爆体験記の手記などに取り組んでいると紹介されました。

 その後、入所者と面会し、あいさつした井上氏は7年前に核兵器禁止条約を採択した国連の会議に参加し、「各国の代表が次々と発言し、『被爆者の存在、声が私たちを突き動かして条約になった』と言われました」と紹介。「みなさんの思いが世界を動かし、一緒に条約を作れたことをうれしく思います。まだ日本が条約に参加していませんが、参加できるよう頑張りたい」と語りました。

 原爆病院では古川善也院長と懇談しました。

 垣内京美衆院中国比例予定候補、中原つよし衆院広島1区予定候補、河村ひろ子県議、中村たかえ市議が同席しました。

広島県被団協

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(写真)広島県被団協の佐久間理事長(正面奥右から4人目)らと懇談する(右側奥から)井上、仁比、山添の各氏ら=5日、広島市中区

 日本共産党の井上哲士、仁比聡平、山添拓各参院議員と大平よしのぶ(元衆院議員)、垣内京美の両衆院中国比例予定候補、中原つよし衆院広島1区予定候補らは5日、広島市内で広島県原爆被害者団体協議会の佐久間邦彦理事長、望月みはる事務局長らと懇談しました。

 井上氏は「原爆病院で『黒い雨』で新たな被爆者と認定され患者が増えていると聞きました。みなさんの取り組みが表れてきています。次の世代に原爆の実相を伝え、来年の被爆80年を迎える中で被爆者援護の課題、核兵器廃絶の課題についてご意見をお聞かせください」と述べました。

 佐久間理事長は、広島市の平和式典へのイスラエルの招待、平和公園への立ち入り規制などの問題に触れ「広島が国際平和都市といっていることを市民が考え、被爆者の問題も含め他団体とも協議して取り組みたい」と語りました。

 高東征二副理事長(「黒い雨」被害者を支援する会事務局長)は地図を示しながら、「この降雨区域の人は被爆者認定が受けられますが、その外でも被害は大変です」と訴えました。

 懇談では「黒い雨」被害者の救済で多くの人に実態を知らせる方法、若い世代への運動の継承など意見を交わしました。

 河村ひろ子県議、中村たかえ市議が同席しました。


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