2024年7月29日(月)
「しんぶん赤旗」ここが推し
未来開く苦闘・誇り描く
党活動部
「運ぶのはただの紙ではない」。「赤旗」のトラック輸送をしている労働者の声です。“雨の日も雪の日も”深夜に「赤旗」を積み込み、各地の赤旗出張所に届けます。「赤旗」がなければ「桜を見る会」も裏金事件も国民に伝わらなかった―そんな思いを込めた言葉です。新コーナー「私もチーム『赤旗』」(13日付)に掲載されました。
同コーナーは、さまざまな分野で「赤旗」を支える人たちを紹介。「絶対必要な新聞」と読者を増やす無所属の地方議員、「最近の政治ひどすぎる」と購読を申し込んだ会社員、政治を変えたいと日刊紙の早朝配達に参加した青年党員らが登場。多彩な人たちを取材中。
若い世代が資本主義の限界を肌身で感じています。労働時間の抜本的短縮によって「人間の自由で全面的な発展」が可能となる未来社会をめざす日本共産党綱領。長時間労働の飲食業で働く青年は「奪われていたのはお金だけでなく自由な時間だった。自由な時間を取り戻すためにたたかわなければ」―入党の強い動機になりました。旧ソ連や中国とはイメージがまったく違う“共産主義と自由”の姿を紙面で追います。
末期的な自民党政治を終わらせ、国民への責任を果たす―共産党は中央と党機関、支部・グループが互いに学びあい前途をひらく「双方向・循環型」の活動を発展させ、つよく大きな党をと活動しています。中央の手紙のよびかけに応えた支部の返事に記された苦闘と誇り、「草の根の底力」(返事)を伝えます。
万博の危険を徹底追及
関西総局
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岸田政権と大阪の維新府・市政がすすめる大阪・関西万博について、メタンガス爆発で国民のいのちが危険にさらされる問題を追及し、中止を求める世論を広げてきました。
3月28日のガス爆発事故について、博覧会協会が「床が破損」としか発表せず、多くのメディアが1段見出しにとどめたのに対し、「赤旗」は「ガス爆発」と3段で報じ、同31日に会場のガス抜き管の独自写真を付け「危険な会場、直ちに中止を」と強調。多くのメディアが「パビリオン区域は大丈夫」という協会発表を検証もなく流すなかで、パビリオン区域でガス発生の事実を示し警鐘を鳴らしたのも「赤旗」だけでした。
その後も多くのメディアが沈黙するなか「赤旗」は「どこでも爆発の危険」(4月3日)、「子ども動員は『無謀』『危険』」(同9日)、「万博会場ガス急増 昨夏1日2トン」(5月25日)と連打。これを週刊誌などが後追いしSNSでも注目を集めるなかで、大手メディアが本格的に取り上げたのは事故1カ月以上後の5月中旬。爆発事故の全容も「赤旗」が報じて協会が公表、それを各メディアが報じました。
「赤旗」はその後も5回連載「関西財界と万博カジノ―その狙い」(6月8日から)などで無謀な万博強行の背景に、カジノのためのインフラ整備と万博に乗じた大型開発・規制緩和のねらいがあることを明らかにし、「万博より暮らし・営業、被災地支援を」の多くの国民の声を代弁するメディアとなっています。