2024年7月27日(土)
深川市で被害調査
北海道 紙・はたやま氏と道議団
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日本共産党の紙智子参院議員、はたやま和也元衆院議員、道議団(真下紀子団長)は26日、北海道深川市で豪雨被害の実態調査をしました。松原やす子党市議が同行しました。
北海道では23、24日にかけて、各地で観測史上を上回る降雨量を記録。深川市がある道央地方では1級河川の雨竜川が氾濫しました。田中昌幸市長や市の担当職員から、現状で把握し得る被害状況について聞き取りました。
田中市長は、昨年8月6日に起きた大雨被害と比較しながら、雨竜川は堤防のない主流河川で被害が起きやすく、鷹泊(たかどまり)ダムの満水を避けるために放水せざるを得ない状況もあったと報告。「気候が変わりつつある中で、北海道が影響を一番受けるとも言われる。新たな対策や予算の活用含めてぜひ協力を」と要望しました。
紙氏は、集中豪雨が近年相次いでいるとし、「今までと同じ対策では対応しきれなくなってきている。抜本的な対策のあり方を検討する必要があります」と応じました。
きたそらち農業協同組合では、岩田清正組合長から、農業への被害状況や要望などを聞きました。
河川の水位を下げるための浚渫(しゅんせつ)や掘削工事、ダムの事前放流など専門家の知恵も借りながら対策を講じる必要性を共有しました。