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2024年7月25日(木)

正規教員増やして

全教など「えがお署名」提出

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(写真)教育予算の増額などを求める「えがお署名」提出行動に参加する人たち=24日、文科省前

 教育予算の増額、少人数学級の前進、教職員を増やすことなどを求めて、全日本教職員組合(全教)、教組共闘連絡会、子ども全国センターなどは24日、文部科学省前で行動し、「えがお署名」10万2906人分を提出しました。

 主催者あいさつで小林善亮・子ども全国センター幹事は今年の署名はかつてないほど切実になっていると指摘。「先生の働き方は非常に深刻なものになっており文科省は改善をしてほしい。えがお署名の一筆一筆に込められた思いを感じ取って」と話しました。

 波岡知朗・全教教文局長は、教員の未配置はもはや社会問題で子どもたちは学習に集中できず大きな影響が出ていると告発。「未配置問題や教員の長時間過密労働解消のため教育予算を増やすことを求めたい」と訴えました。

 連帯あいさつで全労連公務部会の日巻直映代表委員は「子どもたちの悩みに寄り添う正規教職員を増やし、教育の機会均等を保障する条件整備を図ることを求めるため一緒にたたかいたい」と表明。新日本婦人の会中央本部の池田亮子さんは「先生が足りない、教室が暑すぎるなど対話が広がり署名につながる」と話し、昨年を上回る署名が集まっていると紹介しました。


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