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2024年7月24日(水)

中国人民大教授 セクハラで処分

学生が被害告発

 【北京=小林拓也】中国人民大学は22日、同大文学院副院長の王貴元教授が学生に対し長期にわたりセクシュアルハラスメントをしていたとして、免職・中国共産党籍剥奪処分を下したと発表しました。

 王教授から被害を受けていた同大博士課程の学生が21日夜に中国のSNS上で、実名で性被害を告発。学生は2年以上にわたりセクハラを受け、性的関係を強要されていました。学生が拒絶した後、王教授は学生を卒業させないなど報復したといいます。

 告発を受け、人民大学はすぐに調査を始め、王教授が校則や教師の道徳に違反しているとして処分を決めました。

 SNS上で、多くの人が告発した学生への支持を表明。学生は22日夜、「素早い処理に感謝する。みなの関心と支援に感謝する」と投稿しました。


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