2024年7月23日(火)
命・財産脅かすオスプレイ
配備中止 米に求めよ
岩国基地 防衛局に大平氏ら
![]() (写真)中国四国防衛局に要請する大平氏(左から4人目)と地方議員ら=22日、広島市 |
米軍岩国基地(山口県岩国市)への輸送機オスプレイの配備計画を受け、日本共産党の大平よしのぶ衆院中国比例予定候補と山口、広島両県議団、岩国市議団は22日、広島市の中国四国防衛局を訪れ、「国民の生命、財産を脅かすものであり、断固反対」と抗議し、米政府に配備中止を求めるよう申し入れました。
同局は「安全性は確認されている」と繰り返すばかりで、その具体的な根拠は示さず、「配備の中止は求めない」と答えました。
中原つよし衆院広島1区予定候補も参加しました。
防衛省は15日、米海軍が空母艦載機のC2輸送機(2機)を変更し、オスプレイを同基地に初配備する計画を同市に伝えました。
申し入れは非公開にされたため、要請後に岩国市議団の松田一志団長が報道陣に説明しました。松田氏によると、米海軍の幹部が6月の米議会下院の公聴会でオスプレイ運用の全面再開が2025年以降になるとした証言について、同局の担当者は「承知していない」と回答。松田氏は「安全性を確認する上で注目すべき重要な証言だ」と批判しました。
大平氏は「多くの住民が昨年11月の墜落事故に不安を感じている。配備計画は撤回するしかない」と語りました。









