2024年7月20日(土)
コロナ治療負担 当然視
小池都知事
小池百合子東京都知事は、19日の記者会見で、新型コロナウイルスの治療薬が都民にとって重い負担となっていることを当然視しました。
国と都は、新型コロナの5類移行後の昨年9月末で、コロナ治療薬の公費負担を打ち切ってしまいました。
東京都医師会の尾崎治夫会長は16日、新型コロナの感染者が増えているだけでなく、コロナの治療薬の自己負担が約3万円と高額になるため薬を避ける人が出ていると指摘。感染者が治療を受けられるよう、国や都に支援の継続を訴えています。小池知事は、高額な自己負担が生じることを認めつつ「現時点で都として(支援を行う)ということはない」と述べました。