2024年7月14日(日)
共産党102周年講演会 参加者確信
「考え 時代に合う」
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いま日本を変える歴史的なチャンス―。13日、田村智子委員長による日本共産党創立102周年記念講演が開かれた党本部ビルの大会議場には、共産党のことをもっと知りたいという思いで参加したJCPサポーターの姿がありました。自民党政治の深刻な行きづまりから社会の新たな変化、未来社会の展望まで幅広く語られた講演を真剣なまなざしで聴き、共感の拍手と声援を送りました。
東京都台東区から参加したミューフォーさん(35)=仮名=は「選択的夫婦別姓の実現を目指す立場で共産党と経団連が一致していることが印象に残りました。4年前の綱領改定で共産党がジェンダー平等を掲げたことを知り、時代に合った考え方をしている政党だと感じました。共産党を支える若い世代の仲間を増やしたい」と語りました。
「田村さんが最近のひとり街宣の話題に触れてくれて、勇気づけられました。私も取り組んだので」という40歳の派遣社員。「派遣で働いていてもうすぐ3年になり、派遣元の会社との関係は有期雇用から無期雇用に変わりますが、派遣先との契約は6カ月刻みで不安定なままです。ハードで過密な労働か、パートや派遣で低い給料か選ばされています。この不自由を打開するため、102年続いてきたバトンをつないでいきたい」と話します。
日本共産党100年と101年の記念講演をインターネットなどで聴き、今回初めて講演会に参加したという外国人の20代の大学院生は「女性の労働における間接差別の問題は、男性の働き方の問題でもあり、男性も苦しめています。いろいろな立場の人にとって重要な問題だと思いました」と話しました。
外国人の人権問題に取り組んでいるAさん(47)=東京都中央区=は「マルクスとエンゲルスが追求し続けた『人間の自由』を実現するため、共産主義の社会を目指すことに希望を感じます。長時間労働や不安定雇用の問題を国会で取り上げてきた共産党を信頼しています。もっと自由に生きられたらいいなと思うし、声を上げてたたかうことが大事だと実感しました」と振り返りました。