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2024年7月3日(水)

都知事選 7日投票

国保料下げる都政つくる

4人世帯 全国で最も高い 小中学生 年間1人6万9000円

蓮舫候補猛追 聴衆からコール

江戸川

 大激戦のまま終盤戦を迎えている東京都知事選(7日投票)は、幅広い市民と野党が支援する蓮舫候補=無所属=が小池百合子知事を猛追しています。2日には江戸川区の東京メトロ・西葛西駅前で街頭演説を行い、集まった大勢の聴衆からは「蓮舫コール」が上がりました。


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(写真)蓮舫都知事候補の訴えを聞く人たち=2日、東京都江戸川区

 蓮舫氏は、自営業者や年金生活者、健康保険非適用の労働者などが加入する国民健康保険料(税)が大幅に値上げされ、加入者の暮らしが追いつめられていると指摘。江戸川区では給与年収400万円(40歳未満)の4人世帯で国保料が全国で最も高く、小中学生でも、1年間で1人につき6万9000円(均等割)の保険料になります。蓮舫氏は「子どもをもちたいと思う人ほど、国保料が高いことで家計が圧迫され、結果的に子育てをあきらめざるを得なくなってしまう。そうならないための都政をともにつくっていこう」と訴えました。立憲民主党の長妻昭、大串博志両衆院議員が応援演説しました。

 市民と野党の共同宣伝では、日本共産党や立民、ネットの区議や都議らが参加しました。

 「葛西の自然を守る会」の服部至道代表は、「今回の都知事選は、神宮外苑再開発だけではない。大切な葛西臨海水族園の木々が守られるかどうかも問われている。投票所に行って『蓮舫都政』を誕生させよう」と訴えました。

 日本共産党の原純子都議は、同園の建て替え計画の事業者プランの詳細について、情報開示請求で9割が黒塗りで開示されたことに言及。「自ら答弁に立たず、『財界ファースト』で再開発ばかりの小池都政を終わらせ、都民と対話する蓮舫さんを新しい都知事に」と呼びかけました。


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