2024年6月13日(木)
県と給食無償実現を
那覇市議会 湧川・前田氏が代表質問
![]() (写真)代表質問する湧川市議=12日、那覇市議会 ![]() (写真)代表質問する前田市議=12日、那覇市議会 |
那覇市議会で12日、日本共産党の湧川朝渉、前田千尋両市議が代表質問を行いました。
湧川氏は那覇市有地の所有権をめぐる贈収賄事件で、久高友弘前市議会議長に議会工作を依頼し現金4500万円を渡した会社役員の被告の有罪が確定したことを取り上げ、「久高前議長は知念覚市長の選対本部長を務めていた」と市長の見解をただしました。
知念市長は答弁に立たず、市当局が「このような事態が生じたことは遺憾であり、裁判での全容解明を望んでいるとのこと」と代読。湧川氏は「市長は道義的責任を感じるべきだ」と批判し、全容解明のため裁判資料の入手を要求しました。
前田氏は、玉城デニー知事が表明した学校給食の段階的無償化に関し、自民党県議の総決起大会で「はなはだ迷惑。ただすために自民党現職が必要だ」という市長の発言が報じられたことを追及。市長は「市町村に事前の調整がなかった。監視機能がしっかりしていないとおかしくなるという趣旨の発言」と弁明しました。
給食無償化の県・市町村半額補助を一部首長が批判しています。前田氏は、子ども医療費助成は県と市町村が半額ずつ支出していると指摘。「なぜ学校給食費だけ拒むのか」と述べ、那覇市が県と協力し無償化を実現するよう求めました。










