2024年6月13日(木)
都知事選
小池知事が立候補表明
党都議団が批判 「財界ファースト」
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東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)について、現職の小池百合子都知事(71)は12日、都議会本会議で3期目を目指し立候補すると表明しました。自民党、公明党、都民ファーストは支援する方針です。「反自民党政治、非小池都政」を掲げる蓮舫参院議員が、自民党政治の延命に手を貸す小池知事とぶつかる構図がはっきりしました。
小池氏はこの日の本会議で、「歴史に残る数々の都政」に取り組んだと自己評価。「都民のためにもっと東京を良くしていきたい」と話しました。
公明党都議団は討論で「小池都政の継続」の必要性を訴え、知事の「3期目の出馬を求め」ると表明。都民ファーストの会は「8年間で間違いなく都政は大きく前に進んできた」と述べました。
自民党都連は10日、小池氏が出馬した場合には支援する方針を決めています。
日本共産党都議団は12日、都議会の閉会にあたって談話を発表しました。神宮外苑再開発や築地再開発など、大型開発を推進する小池氏の姿勢を「財界ファースト」と批判。「都政の行き詰まりは明確。今や裏金自民党と二人三脚」だとし、新しい都知事を誕生させるよう呼びかけました。