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2024年6月9日(日)

都知事選 告示20日 7月7日投票

蓮舫氏 神宮外苑を視察

「首長判断で立ち止まることも」

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(写真)日本イコモス理事の石川幹子さん(中央)から話を聞く蓮舫参院議員(左から2人目)=8日、東京都港区

 東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)に立候補を表明した蓮舫参院議員は8日、小池百合子都政の再開発の象徴の一つ、神宮外苑を視察しました。ユネスコ諮問機関の日本イコモス理事・石川幹子さんが説明しながら案内しました。

 一行は青山通り近くイチョウ並木から出発。神宮球場や国立競技場を見ながら進みました。石川氏はイチョウ並木が地球温暖化の影響を受け枯損している現状などを紹介し、再開発でどうなるのかを、何度も立ち止まって説明。イコモスが発した警告を無視する小池都政を厳しく批判しました。

 視察後蓮舫氏は、昨年の視察時には土がひからび、枯れかかっていたイチョウの近くの地面にわらが敷き詰められていたことを指摘。「健康ではないということを所有者が認めていることではないか」と述べました。また国立競技場建設時に、いったん決まった高額な建設予算を変えさせた経験にもふれ、「一度決まった再開発でも、首長の判断があれば立ち止まることはできると思っている」と発言。再開発について「CO2(二酸化炭素)を吸収する森を切って、CO2を排出する高層ビルを建てるのはどうなのか」と述べ知事選での争点にする意向を示しました。


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