2024年6月9日(日)
共産7氏勝利で希望開こう
自民政治転換の確かな力
沖縄県議選 田村委員長が訴え
大激戦の沖縄県議選(16日投開票)の告示から2日目を迎えた8日、日本共産党の田村智子委員長は県内各地を駆け巡りました。平和でも暮らしでも願いに応える確かな力「日本共産党の7人全員勝利を」と力強く訴え、「オール沖縄」の躍進で新しい政治への希望を開こうと呼びかけました。(関連記事)
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同日、ニシメ純恵(浦添市区、定数4)、上原トクイチロー(糸満市区、同2)、たまき武光(島尻・南城市区、同4)3氏の応援に駆けつけた田村氏は、今回の県議選で、地元紙が辺野古米軍新基地建設を争点の一つとして報じていることを紹介。デニー知事から権限を取り上げて新基地建設を強行する「代執行」に、県民の怒りの声を突きつけようと呼びかけました。
さらに「沖縄は、米軍基地の建設を認めたことなど一度もない」と強調。米軍に占領され、銃剣とブルドーザーで奪われた土地に基地がつくられたと指摘し、「この歴史に向き合えば、辺野古の海を米軍基地に差し出すなど、絶対にありえない。それが繰り返し示された民意だ」と力を込めました。
田村氏は、沖縄で日米一体の軍事要塞(ようさい)化が強行されていることも批判。党の「東アジア平和提言」や、デニー県政による自治体としての平和外交の取り組みにもふれ、「沖縄を戦争の拠点ではなく、アジアの国々が交流する平和の島にというデニー県政を支える力が日本共産党だ」と呼びかけました。
また、子どもの貧困対策など、暮らしを守る党県議団の抜群の役割とともに「経済再生プラン」を紹介。「暮らしを守るために、自民党政治を転換させよう。その展望を県議選で切りひらこう」と訴えました。その上で、自民党派閥の裏金事件で同党の幕引きに手を貸した公明党や日本維新の会に対しても厳しい審判をと呼びかけました。