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2024年6月4日(火)

反戦 孫の夢のため

170人が国会前定例行動

写真

(写真)政治への思いを込めたプラカードをかかげる参加者=3日、国会正門前

 参加者が「憲法9条をまもろう」や「戦争させない」などの政治への思いを込めたプラカードを一斉に国会議事堂に向けてかかげる毎月恒例の行動が3日、国会前でありました。170人以上が参加し、岡山県から参加した人もいました。

 呼びかけ人で作家の澤地久枝さんは、パーティー券裏金事件にかかわった議員が他人に責任を押し付けて逃げ、裏金政治を続けようとしているとして「こういうことが自民党を支えてきた。ここに日本の政治の本質が表れている」と指摘。「みんなが(行動に)気持ちを託していくことを大切にしたいし、望みを持ちたい」と話しました。

 この日は多くの生徒が修学旅行で国会議事堂を訪れていました。参加者は、生徒が前を通るたびにアピールしていました。

 埼玉県鶴ケ島市から2時間ほどかけて訪れた女性(86)は「戦争体験者として孫たちのために来ている」といいます。戦時中は新潟県に疎開していました。東京に残った父親に会いに帰郷したとき空襲に遭い、逃げ回りました。岸田政権が英伊との次期戦闘機の共同開発・生産・輸出をめざしていることなどを挙げ「今すごく戦争への危機感を持っている。2人の孫が夢を実現できる社会にしたい」と話しました。


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