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2024年6月4日(火)

真ん中世代の声届ける

中国ブロック 共産党が政府交渉

大平氏ら参加

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(写真)文部科学省と交渉する大平予定候補(左端)、党地方議員ら=3日、国会内

 日本共産党国会議員団中国ブロック事務所は3日、仕事や子育て、ジェンダー平等など「真ん中世代」の要求実現を掲げ、オンライン併用で政府交渉しました。大平よしのぶ衆院中国比例予定候補、岡田まさかず衆院鳥取1区予定候補、党地方議員が国会内で要請しました。

 ブロック事務所は4月、真ん中世代との対話・交流を中心としたキャラバン行動でアンケートを実施。子育ての悩みを複数回答で聞いたところ「お金がかかる」が62%でトップに。求める子育て支援策では「学費引き下げ」63%、「学校給食や学用品無料化」54%が上位になりました。

 文部科学省との交渉では、小中学校の給食費無償化を国の責任で行うほか、高等教育の授業料・入学金無償化の対象をすべての学生に広げることなどを求めました。厚生労働省には国としての子ども医療費無料化制度や国民健康保険の子どもの均等割廃止、非常勤が約8割を占める女性相談支援員の処遇改善などを要望しました。

 給食無償化について文科省が今月中に公表予定の全国調査を取りまとめた上で「課題を整理し具体策を検討する」との回答にとどめたのに対し、参加者は「子育てはお金がかかりすぎ『罰ゲーム』だという声がある。希望が持てる政策を」「財政力の小さい自治体単独で無償化は難しい」などの実態を届け、無償化を要求しました。


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