2024年5月21日(火)
きょうの潮流
先の日曜夕方、渋谷のハチ公前で、ささやかな「連帯スタンディング」がありました。集まったのはアラ還の7人。「ストップ・ジェノサイド・ガザ」を訴えると、スマホで撮影する外国人観光客や、飛び入りで連帯するインド人青年もいました▼呼びかけた、なっちぃさんは「人数が少なくても、関心のある人が足を止め、話ができるのがすごくうれしい」と。じつは7人はX(旧ツイッター)の「声を出して読みたい『しんぶん赤旗』」の“読者仲間”です。毎朝8時半から、音声機能「スペース」で「赤旗」を1時間読み合わせしています▼「Xに毎朝6時20分から7時までの『読む会』があるんです。読み切れないところを読もうと、1年前に私たちの会を始めました。読む幅が広がって『赤旗』がいっそう面白い。参加者が1人、新たに購読してくれました」と、なっちぃさん▼札幌の、梅ふうみさんは連載小説を読む担当です。上京のついでに渋谷に駆け付けました。声の“読者仲間”と初めて対面。互いに「前から知っていた気がする」と喜びました▼3日の憲法記念日、梅ふうみさんにうれしい出会いがありました。札幌の街頭で共産党の宣伝をしていると、60代の男性がやってきて―「チラシ下さい」「どうぞ」「あっ、その声は」「梅ふうみです」。なんと男性は「読者会」の最近の常連さんでした。いま男性に購読をすすめ中です▼時空を超えた新しいつながり。「楽しいから苦にならない」と今朝も声に出して読んでいます。