2024年5月21日(火)
2024沖縄県議選 来月7日告示16日投票
7議席守り政治を前に
セナガ・しまぶく両氏決起集会
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沖縄県の県政与党、日本共産党の7議席絶対確保がかかる大激戦の県議選(6月7日告示・16日投票)に向け19日、セナガ美佐雄(豊見城市区・定数2)、しまぶく恵祐(沖縄市区・定数5)両予定候補=ともに現=の決起集会が両市で開かれました。しまぶく予定候補の応援に玉城デニー知事、日本共産党の山添拓参院議員が駆け付け、セナガ予定候補を宮本徹党衆院議員が激励しました。
セナガ予定候補は、国連関連機関誘致による沖縄の平和の発信拠点化を提案し、デニー県政で具体的に進行中だと紹介。「『基地のない平和な島・沖縄』は理想論ではなく現実にできる。自公政権を退陣させる」と決意を語りました。宮本氏は「平和を願う国民の思いが届く国の政治に変えよう」と述べ、「沖縄の風」の伊波洋一参院議員も訴え。旧豊見城村時代に保守系の村長だった金城利一氏も駆けつけました。
しまぶく予定候補は県民の力が、うるま市の陸自訓練場新設を断念させたとして、「行動すれば政治は変わる。一人ひとりの命、尊厳が大事にされる沖縄へ、ぬちかじり(命の限り)頑張る。最後まで力添えを」と表明。山添氏は「(共産党の)勝利なくして、『オール沖縄』の勝利はない。力を合わせよう」と述べ、立憲民主党の屋良朝博衆院議員も訴えました。
デニー知事は、自公など野党の過半数を許せば、学校給食費無償化、パートナーシップ制度導入などを前に進められなくなると強調。裏金問題など政治のゆがみに審判を下し、「平和、未来のための議席を死守しよう」と呼びかけました。